『ストレングス・ファインダ―』って、聞いた事ありますか?
「さぁ、才能に目覚めよう」
という日本語タイトルの本の特典として、
「自分の強みが何かわかる」
Webテストの一つです。
『才能とは、1人1人独自の物であり、
そこにこそ最も大きな「成長する可能性」が
秘められている』
『才能とは、無意識に繰り返される
思考・感情・行動パターンであり、
何かを生み出す力だ。
例えば、頑固さ、神経質といった欠点さえ、
それが力を生み出すなら「才能」となる。
才能はだれにでも必ずある』
〜本書より〜
この中でね、
「才能は永続的である」
という理由に
「繰り返し現れるパターンは、
脳の複数の神経が連動して
生み出すもので、
ある一定の年齢を超えると、
パターンを一から作り直すことはできない」
っていう事実を読んで、
衝撃を受けた私。
ここでは、『繰り返し現れるパターン』
= 才能
だと定義されてるので、
つまり、
才能は作り直すことができない
ということ。
どういうことか、
かいつまんで説明するとですね、
人の行動って、
「シナプス」(脳細胞のひとつ)が
結合することで脳内回路が作られ、
刺激を伝達することで起こるそうなんです。
そのシナプスが形成する脳内回路は、
それはそれは入念な形成過程を経て、
三歳までに完成するんですって。
三歳までに、それはそれは膨大な
脳内回路ができあがる
にも関わらず!
使われない回路は、
三歳から十五歳までのあいだに失われ、
十六歳の誕生日を迎える頃には、
回路の半分が使い物に
ならなくなっている
んですって・・・!!((((;゚Д゚))))
衝撃じゃない!!???
確かに、
むかーーーしむかし、何かの授業で、
一度切れたシナプスは繋がらない、
なんてことを習ったような気が・・・
でも、この回路を選別することが
実はすごく大切で、
必要以上の回路が残ってしまうと、
外界からの刺激が多すぎて
知覚機能が麻痺し、
脳は一生子供のレベルから
成長できないらしいんです。
赤ちゃんも日々刺激を受けてるから、
脳が処理しきれなくて夜泣きしたりするもんね。
で、さらに子育てしている身だから
なんで最初に必要以上の数のシナプスが
形成されるかということが
気になったのですが、
やっぱり人間は、
生まれて数年の間に、
とてつもなく多くの
情報を吸収するから、
なんだって。
そりゃ、そうだよね。
大人とは比べ物にならないくらい、
毎日新しい刺激で溢れてるよね。
でも、そんな時でも、脳って
一方的に情報を吸収するだけで、
世界観のようなものは作られない
そうなんです。
世界観を作るには、
あまりに刺激が大きすぎるらしい。
その後十年以上をかけて
刺激を遮断することで世界を理解していき、
その間に
親から譲り受けた遺伝的体質と、
幼児期の体験に基づき、
遮断すべき回路と、
流れが良い回路が
選別されて、
その人を特徴づける回路(=才能)が決まるんですって。
つまり、子供の頃の経験で才能が決まる
ってことですよね。
なので、
私の脳で一度壊れたシナプスは
再度つながることはなく^^;
すなわち、
新しい才能が目覚める事はなく、
逆に娘は、
これからの経験で
才能が決まってくるんだろうなあ、
と思うと、
すごく不思議な気分でした。
この才能の考え方、
私の思う本質の価値観と似てるので、
これはまた改めて書きます!
・・・で、結局私の才能は、というと、
長くなったので②に続きます^^;